塗装前

金属パーツがあるので、例によってサンポールでの酸洗いをした後、シールプライマーを塗布。その後、食器用洗剤で洗浄して、十分乾燥させる。組立前にクリームクレンザーで洗浄したとはいえ、残留した離型剤の影響が怖かったので、下地はサフを吹いた。乾燥後、粗がないかチェックして、基本色塗装に備える。

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組立完了

ここで組立完了。

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やっぱり少し砲塔サイズが小さいようだが、全体のイメージはこんなもんだろう。そもそもルクスって、主砲の20mm機関砲の長さが全体のスタイルのバランスをとっているようで、これでMG装備とかだったら、I号F型やII号J型あたりとさしてイメージは変わらないかも。

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多少の考証

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ルクスを製作するに当たって、少なからず手元の資料もあったので、多少の考証をしてみた。戦場写真が極めて少ない車輌であるが、ソミュールとボービントンにそれぞれ仕様が異なる実車が保存されているので、細かいディテールで不明な点は多くは無い。しかしながら、いざ実車の仕様、特に車外装備品の状況となると、戦場写真でわかる範囲ではなかなか判断が難しい。

最新かつバイブル的な資料としては、なんと言ってもPanzertractsだろう。2-2「Panzer II Ausf.G,H,J,L and M」には、改修の時期と内容についての記載が多い。補足的資料としては、アハトゥンクパンツァー第7集「1号戦車、2号戦車と派生型編」を用いた。これらの記載に従いつつも、疑問に思った点を挙げてみる。

おおまかな分類としては、砲塔後部のハッチが小さいものが前期(VK.1301仕様)、大きいものが後期(VK.1303)のようだ。また、車体前面の増加装甲や車体上面の誘導輪予備パーツの搭載の有無も変更点とされるが、これは生産時期の違いではなくて、部隊装備の可能性もある。

■生産時期
 1943年初頭には部隊装備されているようだが、戦場写真は概ね1944年前後のものばかりだ。時期的に言えば、ハリコフ戦やクルスク戦に参加して、写真に納まっていてもおかしくないのだが、今のところ見当たらないようだ。

■ネーベルケルツェンヴェルファー(Nebelkerzenwerfer)の装備
 砲塔左右に装備されるネーベルケルツェンヴェルファー(煙幕弾発射機)は、1943年5月までの装備とされている。しかしながら、戦場写真で確認できるものとしては、東部戦線で撮影された車輌は装備している車輌が多く、西部戦線配属車輌では装備が無いようだ。増加装甲型はほぼ全数が装備しており、撮影時期も1944年前後が多いことから、装備の廃止時期が正しいかどうか確証がもてない。

■操縦手用直視型ペリスコープ
 これは生産の比較的早い時期である1943年2月に既に廃止されたとされるが、戦場写真ではほぼ全数に確認できる(誘導輪予備パーツを搭載したものは、当該部分が隠れてしまうので、廃止されているか、使用していないかと推察される)。ドイツ戦車の直視型ペリスコープが廃止される背景には、車体前面防御力の向上という目的があるようだが、この場合、直視型ペリスコープが廃止されるのと同時に開口部が溶接で塞がれ、その後の生産型では開口すらされなくなるものだ(ティーガーの例)。よって、この開口部が残っている車輌=直視型ペリスコープが装備されている(廃止されていない時期の生産)車輌と判断できると思うのだが。

■ボッシュライト廃止
 1943年8月より、右側のボッシュライトが廃止されたとあるが、戦場写真で確認できた全ての車輌が両側に装備したままであり、実際に廃止されたのかどうかはよくわからなかった。

■コンパス基部
 砲塔上にあるコンパス基部は、1943年7月より廃止されたとされているが、廃止されたことが確認できる事例は少なく、あるもの=前期、ないもの=後期とまでは断言できなかった。

■OVM位置
 そもそもフェンダー上に装備されていて良く見えない上に、失われていたり、荷物が載っていたりでよく確認できないが、車輌によって多少の差異があるようだ。本来は右フェンダー最後部に搭載されているべき消火器だが、左フェンダー前部に装備された事例も多いようだ。

まだまだ謎の多い車輌である。タスカのキットで再現された車体後部のジェリカンラックも、残念ながら未だに確認できる写真にお目にかかったことが無い。

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砲塔

砲塔の上下の合わせは、実車とは異なる分割になっているようなので、接合線は丁寧に処理して完全に消したいところ。ここは、実車では溶接跡があるように見えるが、軽戦車に相応するような控えめな表現は難しいところなので、ゴテゴテとしたみみずばれの様な溶接線になるくらいならばと、潔くオミット。接合線は光硬化パテを中心に、盛っては削り、削っては盛りを繰り返して、綺麗に処理したつもり。

砲身はファインモールドの別売り(MG-12 2センチKwK38砲砲身セット)を使用。改めて調べたら、ルクスの20mm砲はKw.K.38には違いないはずだが、一般的なII号戦車のそれとは異なる形状で、むしろFlak38に近いようだ。Panzertracts No.2-2などによれば、間違いなくKw.K.38装備と記載されているのだけれども。まあ、あまり詳しく研究していないので、確実なことは言えないんだけれども。

同軸機銃もなんともいえないアバウトなモールドなので、銃身部分はタミヤのIV号車外装備品セットに含まれる車載用MG-34から流用。銃口はしっかりと開口しておいた。なお、基部のスリーブの径が足りないのか、アドラーズネストの金属製銃身は太すぎて使えなかった。

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アンテナ(2)

一応、組み上げてみた。スター部分はハンダ付け。0.5mm真鍮線(先端はヤスリで少し細く整形)を、スケール換算で37mmに切って取り付け。アンテナ基部(グレーの成形色)はドラゴンより流用し、本体(イエローの成形色)はキットのもの。

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アンテナ

ルクスには不可欠な記号として、スターアンテナを取り付けることにした。

キットには普通のアンテナしか含まれていない(プラスチックで成型されている!)ので、自作となる。『スター』部分については、市販パーツを使用することにした。

今回選んだのは、在庫として確保していたアキュリットアーマーの製品。「EB01 German "Crows Foot" Aerials」である。比較として、タスカ(35-004)、ドラゴン(3819)、Voyager(PE35032)を取り上げた。

ところが…

アキュリットの製品は製品名にあるように「5本足」であるのだが、他社製品は全て「6本足」なのだ! 実車写真を見ると、どうやら6本足が正解のよう。これは困った。ひょっとして、実車にも5本足バージョンがあるのだろうか…。いやぁ、それはないでしょ。

ということで、本来は「使えない」パーツとして廃棄!なのであるが、それには忍びないし、今回の製作趣旨(在庫処理)からしても、あまり細かいこと(なのか?)は気にせず、そのまま使うことにした。えへへ。でも、あと4組あるので、これはどう処分するかね?

この製品、驚くべきことに、まだ現行製品としてアキュリットのページには掲載されているんだよね…

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※「5本足」!

蛇足ながら、スターアンテナ本体にある「段差」を再現しているのはドラゴンとVoyagerで、タスカのものはのっぺらぼうである(当該部分のクローズアップ写真を見たわけではないが実車は段差がついているらしい)。

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※タスカ製品

Pe35032

※Voyager製品

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追加パーツなど

基本的にストレート組みは言え、我慢できないパーツは交換し、また手元にあるディテールアップパーツは在庫処理も兼ねて適当に使ってみた。

まずはファインモールドのディテールアップセット(MG-13 ルックス軽戦車用アクセサリーセット)。これはルクス発売時に購入したもの。エンジングリル周りや、フェンダー支持架を中心に最小限の範囲でパーツ化されている。

エンジングリルの内、曲面になっているものは慎重に曲げてから取り付ける。キットに押し付けて曲げようなどと思わずに、ジグ等を使ってキットよりも少しきついカーブをつけておくと固定しやすい。

車体後部右側フェンダー支持架のパーツには、フォーメーションライトの取り付け基部がパーツ化されていたので、タスカの別売りパーツからフォーメーションライトをチョイスして取り付けた。

車体の装備品は、キットのものを極力タミヤのIV号戦車車外装備品セットのものと交換。ジャッキの取り付け方法は、モデルカステンのIII突用ディテールアップセットのものがより適切だと思ったが、もったいないのでタミヤのものをそのまま使用。それなりに見えるかな。

車体上面のフックは、TMDのレジン製品(10027リベットタイプリフティングフック)に交換した。気軽に使えて精度が高い良いパーツだ。

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車体上面

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黙々と車体上面を工作。パーツの精度には信頼が置けないので、慎重に仮組みとパーツの整形を繰り返す。

ボッシュライトは余りにも醜いデキなので、タスカの別売パーツ(35-L7 WWIIドイツ車輌ライトセット)に交換。ちょっと勿体無いけど。ライトコードが省略されているので、0.5mm銅線で追加。コードの引き込み部とライト位置の関係がおかしいので、実車通りとはいかず、結果的にライトコードの取り回しも適当に処理。

ルクスの車体前面にはクラッペが2箇所あり、中央にはロシアの対戦車ライフルの標的用にダミーのクラッペが付いている。ICMのキットでは、中央のダミークラッペも本物のクラッペとしてパーツ化されており、現代ロシア人も見事に騙されたというわけ(ボックスアートでは、きちんとダミーっぽく描いてあるんだけどさ…)。戦時中のルクスの設計者は時を超えてもロシア人を騙せるとは思っていなかっただろうになぁ、と思いを馳せてみる。

車体側面のクラッペもスリットがガバガバであって酷いのだが、コレを交換するのは手間なのと、適当な流用パーツが手元に無かったので、そのまま放置。

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車体下部と足回りの工作

とりあえず車体下部から組み始め。

車体は箱組みなので、垂直が出るように注意。一気に組み上げるべきパーツの範囲を検証して、接合面にはプラ角棒を咬ませるなどして精度と強度を確保。車体下部には例によってボルトを仕込ませておくことを忘れずに(実は組み上げるまで忘れていて、慌てて追加)。キットには、連結キャタが含まれている。デキはそれなりだが、カステンなどに交換するつもりもないので、そのままに。可動式はコマを組むのは面倒だが、接着式を接着してから巻きつけて微調整するのが結構手間だし、失敗のリスクもあるので、どうにも好きになれない。

キットの足回りはご丁寧にもサスが別パーツになっているのだが、あまり意味が無いので、いっそ一体にしてくれたほうが楽だった。水平面が確保されるように注意して接着。転輪などの軸の精度は決して良くは無いので、慎重に仮組みするか、いっそ根元近くまで切り飛ばしてしまったほうが確実(これも片側を組んでから気づいた点。足回りの直線が出ていないのはどうにも格好悪い。チェッ)

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ルクス製作開始

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ICMのルクス。

タスカの傑作があるのになぜ今更? 答えはもちろん、在庫処理。
キットのデキがどうのこうの拘るものでもないので、基本的にはストレート組みとしつつ、細かいパーツなどは簡単にできる範囲でグレードアップしてみようと思う。

まずはパーツ洗浄。このルクス発売当時の東欧のキットといえばパーツ状態で離形剤まみれでベタベタという評判だったが、当然に時が経っても離形剤はそのまま。パーツ洗浄は普段使っているような台所用洗剤では埒が明かない(実は最初は軽い気持ちで普段どおりに処理して組み始めたのだが、パーツ表面のベタベタが残っており、紙やすりすら利きづらい状態だったため、しっかりとした再洗浄を決意した次第)ため、クリームクレンザーを使用。パーツを破損しないように優しく古歯ブラシで磨いておく。クリームクレンザーを使う際の注意点としては、すすぎをしっかりとしておかないと、クレンザー分が残るということ。今回も転輪やクラッペなど、奥まったパーツのクレンザー分が落ちきれずに、乾燥した後に再度水洗いすることになった。

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