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2009年7月

砲塔右側のラックを自作

マチルダの砲塔右側には、荷物用(毛布専用?)のラックがある。タミヤのキットのパーツでは繊細さ・シャープさに欠ける上に、下側の横棒がカーブしているというミスがある。そうなると自作するしかない。強度を考えると金属素材を選択せざるを得ないのだが、レジン製の砲塔本体に真鍮薄板を点付けで接着するのでは、どうにも心許ない。というか、実際にすぐ剥がれてしまうだろう。その対策として、該当部分を少し掘り込んで差し込めるようにして接着面積をかせぐことにする。

1)まず、キットにモールドされたラックの砲塔側の部分の下を彫るためのガイドテープをつける。そして、ガイドテープをはみ出さないようにしてスジボリ。スジボリには、0.3mmのタガネを使用。

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2)スジボリをしたところの両端を0.3mmのドリルで開口し、デザインナイフの先端とタガネを使って、帯状に掘り込む。使用する真鍮帯板は0.2mm厚なのだが、作業の遊び分を考慮して0.1mmだけ拡げることにした。

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3)本体の工作としては、1.2mm幅0.2mm厚の真鍮帯板を切り出して、所定の部分で曲げる。これを砲塔に作ったスリット部分に差し込んで瞬間接着剤で固定。その後、ラック下側部分を同じ真鍮帯板から現物合わせで工作して取り付ける。

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この工作を終えて、次の作業に移ったら、早速うっかり曲げてしまったが、基部はしっかりと固定されたままで大事に至らず。というか、この作業はもっと先延ばしにしたほうが良かったかもね。

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砲塔吊り下げフック

砲塔の周囲三箇所につく吊り下げフックはMRのキットにメタル製のパーツが含まれている。当然にタミヤのキットでもパーツ化されているのだが、砲塔表面が曲面であるところ、吊り下げフックは地上面に垂直でなければならず、フックにも微妙な角度がついているため、微妙な角度を再現しているメタル製フックに軍配が上がる。

ただし、MRのパーツにモールドされたリベットのモールドは少し大振りで、むしろタミヤのパーツのリベットのイメージが良い。しかし、それらを移植するほどに評価できるモールドでもない。そこで、リベットを削り取った上で、別の方法で再現することとした。適当なサイズのものを探した結果、 ライオンマークの"LM60001 0.7mm Brass Half Round Rivet Heads"をチョイスし、瞬間接着剤でパーツに固定した。結構良い雰囲気に仕上がって満足。

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アーマースケール多用

古いキットをいじっていると、アフターマーケットパーツてんこ盛りになってしまいがち。結局、新キットのほうがトータルコストは安く上がってしまうのが悲しい一面ではあるが、趣味であるのだから、楽しければ良いのだ。色々といじっていくことで、スキルも上がっていくし。ということで、砲塔はアーマースケールのパーツを多用することになった。

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同軸機銃には、B35-086"7.62mm BESA Barrel"を使用。セットにはベサ機銃の基部まで含まれているのだが、マチルダの場合は銃身しか見えていないようなので、後半は使用せず。なお、3インチ砲本体はMRのキットのまま。

アンテナポストには、S35-002"British Aerieal Mounts for Radio Station No.19"を使用。初期のマチルダでは砲塔後部に張り出して外付けで装備されていたが、後期では砲塔上に装備されたようだ。チャーチルと同じ無線仕様になる。砲塔上面という場所柄、戦中にここをクリアに写した写真は見当たらないため、これらのアンテナポストの正確な位置がわかりづらかったので、現存車両のうち後期仕様のアンテナ配置をしているものの写真を参考にして位置決めした。後ろ側のアンテナポストは、基部が嵩上げされているようだったので、手元にあったエバーグリーンの4mm径のパイプを1mmの高さに切断して取り付けてみた(実は若干径が大きかったのだが、3.Xmmといった径のものが無かったので)

おまけながら装填手ハッチには、0.28mm銅線でハンドルを追加。

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車体工作の完了

車体関係の残りの工作をまとめて。

■車体前面の雑具箱にはT字型のハンドルを追加。プラストラクトのプラ丸棒を組み合わせて工作。

■車体前面の謎のパッチを追加。エバーグリーンの4mm幅のプラ材を使用。鋳造の湯口跡のように見えるが、生々しいままで一切の後加工がないというのは、イギリス戦車の常識とは違う気もする。

■フェンダー上のミラーを工作。タミヤのキットにモールドされていたものは基部の幅がありすぎてオーバースケールなので、プラ材を組み合わせてそれらしく工作。ミラーのステーは0.6mmの真鍮線で。ミラー本体は、オーバースケール気味だがタミヤのものをそのまま使用。角型ではなくて、丸型のもの(ブラッセル展示の個体)もあるようだ。

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タミヤの新マチルダ到着!

来た。タミヤだけあってAFVクラブのチャーチルのように発売がじわじわ遅れるなんてことは無くて、いかにも日本製らしいオン・スケジュール。

でも、箱を開けてしまうと、今の工作が止まってしまいそうで怖いので、まだお預け。

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OVM

今回も例によってOVM類はオミット。ただし、固定具だけは工作した。

マチルダのOVM固定具も、個体によって異なることが多く、よくわからないのだが、現存車両を参考にして類推してみた。砲塔の両側面に当たる車体上面がOVMの主な固定場所のようだ。

右側にはキットにモールドされた固定具(高さが足りないのだが無視してそのまま)の内側にスコップの固定具がある。前部はラックになっているので、真鍮帯板より自作。後部は留具になっている場合の他、小フックにベルトで固定するタイプもあり、クビンカのCS型にも痕跡が見られたのでそちらを再現。キットにモールドされているようなものと同様だが、フック状にするために敢えて自作。本体は0.28mmの銅線。最初、これをフック状に加工して取り付けようとしたが、形状が一定せずに断念。
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その次に、キットの本体に0.3mmの穴を開孔し、そこに銅線を通して、適切なサイズのエバーグリーンの帯板を挟んで押し付けながら加工する方法を試した。孔の空ける位置がキモになる方法であるが(実際にはあまりうまく開けられていないのだが)、そこそこ形状が安定して整形できたので良しとした。その後、フックの固定部分として、パンチ&ダイの0.8mm径の円形のパーツを作り、その上からプラストラクトの0.6mm六角断面棒をスライスしたボルトを接着して完成。クローズアップには堪えないが、それらしいものは作ることができた。小フックは三箇所あり、一本のベルトを通して固定する。内側の二箇所分でスコップを固定するということ。
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左側は、小フックが前方に二箇所、後方の右側と対象の位置に三箇所がある。また、右側にあるような固定パーツもあるので、それらしく自作。いずれにしても、小フックは数が多いので面倒な工作だ。
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残りのOVMとしては、車体右側面にバールのようなものがあるのだが、個体によってはないようだし、少なくともCS型では見られないようなので工作しなかった。また、車体後部に消火器が付くものもあるようだが(当然の装備品だけど)、はっきりしなかったので省略。ついでにキットパーツにも含まれる右後部のストップライト?がある板だが、外した(紛失?破損?)個体も多いようなので、こちらも取り付けなかった。基部もよくわからなったので特に工作はせず。

一応、かなり工作も進んだので、仮に砲塔を載せて記念撮影。
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ついでながら、車体前面の雑具箱のハンドルや、雑具箱ハッチのストッパーも作っておいた。あと少しか。

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牽引フック

 

マチルダの車体前後にある牽引フックであるが、タミヤのキットでは潔くオミットされているので、工作が必要になる。

この牽引フック(船積み時には吊り下げにも使われている写真が残っている)本体は、少なくとも2種類があり、MRのキットに含まれているタイプと、リング部分が円形に近いものがあるようだ。

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また、牽引フックは、①牽引フックのみのもの、②牽引フックにリングが付いたもの、③さらにリングに吊り下げ具を繋げたもの、④牽引フックに直接吊り下げ具を取り付けたもの、といった状態が見受けられる。タミヤのキットには、吊り下げ具が含まれているのだが、大きさも小さく貧弱なので使えたものではない。とはいえ、ちょっとクセのある形状の上に、前後左右で4箇所もあるので、自作も面倒。ということで、MRのキットに含まれるパーツを使って、②の状態を再現することにした。このリングだが、構造上繋ぎ目があるわけではない一体のものであろうし、とはいえ牽引フックにも切れ目があるわけではない。取り外しができるようなものではないだろうから、キットのパーツがメタル製であることを幸いに、カッターで切れ目を入れてから少々開いて牽引フックに繋ぎ、その後閉じて接着固定した。実車ではどうやって取り付けてあるのか興味深い。

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履板ラックの工作

全部フェンダー上にある履板ラックを工作。

履板本体はMRモデル付属のもの。ただし、ガイドホーンがムクだったので、削り取ってJAVのパーツに差し替えてある。裏返すとなると、JAVもMRも実車の形状が再現し切れていないのが残念。

履板ガイド本体は0.7mm幅の真鍮帯板を使用。金属工作が入ると、ちょっと緊張して手が止まりがち。さらに、こういう時でもないと、なかなか使う勇気が出ないアドラーズネストの0.6mm径の六角ボルトヘッドSSを、前方の固定ボルトに奢る。例によって、工作途中に飛ばしたりしたら、発見は絶望的になるワガママなパーツである。足の部分を残してあるので、フェンダー側を開口すれば取り付けが簡単確実になる。なお、履板ラックのサイズは現物合わせ。

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ついでながら、履板ラックの後部にある車幅灯?はキットのパーツを整形して使用。実車では、フェンダーから少し浮かせて取り付けられているので、薄いプラ帯板をかませ、両端の固定具をプラ帯板で自作し、パンチ&ダイ製のリベットを付けておいた。車体に伸びる電源コード?部分もプラ帯板であるが、これを固定する帯部分はさすがに微小すぎるので工作はオミット。さらについでながら、車体前面の鋳造部分と溶接部分を繋ぐ部分(以前スジボリしたところ)には、マイナスネジを植えてある。

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タミヤのマチルダ(新)を発注

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発売日あたりには手元に届くはず。ドキドキ

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MR製砲塔の下ごしらえ&多少の考察

MRモデルの砲塔キットは、砲塔上面のレイアウトの修正のみならず全体形を新造しているようで、ディテールも含めて良いデキである。マチルダの砲塔周囲には細かな装備品が多く見られるが、レンドリースの車体では、そうした装備品が取り付けられていない“素”の状態であることが多いようだ。装備品は、イギリス軍特有の儀装であって、素体としての『製品』状態では取り付けられていないものなのかもしれない。MRモデルの砲塔には、そうした装備品の取り付け部がモールドされているので、これを綺麗に取り除くこととした。同時に、砲塔右後面にある視察窓も、タミヤのキットのものとは異なっており、あまり見られないものがモールドされているので、タミヤのキットのパーツを使用することとした(これはキット化しているオーストラリア軍特有の仕様なのかもしれない)。

■これが一般的な視察窓

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■MRモデルのキットで再現されているタイプ(後期型?)。あまり見られない。

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■初期の型? これもあまり見られない

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赤く印を付けた部分のモールドを取り去ることになる。

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車体後部上面関係

車体後部のハッチ周りは、キットでは通り一遍の再現しかなく大変物足りない。最低限の工作を追加することとして、なぜかすっかりと省略されている車体後部左右にはみ出るハッチ?のヒンジを追加。ヒンジ本体は1.0mm厚2.0mm幅のエバーグリーンのプラ材を使い、ヒンジに見えるように角を落とす。基部も同様にエバーグリーンを使い、パンチ&ダイでボルトを再現しておく。
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マイクロスケールデザイン T-34/85 初期型砲塔セット

ロシア?の新メーカー“マイクロスケールデザイン”から新キットが発表。

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なんとT-34/85の初期型砲塔の改造キット。ドラゴンやタミヤのT-34/85に載せるそうだ。なんとなんとインジェクション製。これから車体を作ってフルセットで作る気があるのかも気になる。

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写真を見る限り、成形状態はあまり良くないように見受けられ、仮組み状態のものにはスキマが散見されるところが旧マケットみたいで不安が煽られる。しかし、選択パーツがてんこ盛りで3バージョンが作られるようになっており、リサーチもそれなりにしており、やる気は感じる。最初期(試作のみ?)のベンチレーター1個タイプが作れるのは面白い。防盾は幅広タイプのみであり、こちらはちょっと物足りない。また、径の正しい前期型のキューポラの寸法が正確に出ているならば、それだけで価値を認めたい。キューポラを組み上げた写真を見ると、上下分割?らしいのが謎だし、モールドもあまりキレがないように見受けられる。このままでは残念なことになるので、ここら辺を含めて、発売までに各所が改善されることを期待したい。

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いずれにしても、発売を楽しみにしたいところ。しかし、このご時世なので、どこぞのメーカーから「白箱」で出そうな気もするのだが…

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砲塔基本形

ようやく砲塔の工作に着手。基本的にはMRのパーツをそのまま使うつもり。しかし、今まで、車体側の考察ばかりで、砲塔はノーマークだったので、調べていくと色々と不都合が見つかるのではないかと不安。

まずはキットパーツとレジンパーツを組み合わせて砲塔の基本形を組んでしまう。エポキシ系の接着剤で接合して、僅かに生じるスキマはポリパテで埋めておく。3インチ砲って意外と短いのね。

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タミヤのマチルダ(新)

既に公式サイトにて発表されていたもの。

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なかなか期待が膨らむ&焦りが…

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AFVクラブのT-34のラインナップが更に拡充!

AFVクラブのT-34シリーズもそろそろ第1作の第112工場製の76mm砲搭載型が発売されそうになってきたが、ここに来てさらに追加の発表として、T-34-85が予告された。

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タミヤ、マケット、ドラゴン、ズヴェズダ(イタレリ)に続く5社目のT-34-85だと思うと感慨深い。スゴイ時代になったものだ。

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