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2009年5月

車体前面の修正

タミヤのキットの車体前面は、かなり省略されているところ、キットのままではさすがに心苦しいので、手を加えてしまった。

まず、操縦手用のペリスコープは、例によってクリッパーモデルの製品に差し替えることにする(まだ取り付けていないが)。また、車体前面の張り出し部分の形状がよくないので、プラ材を貼り付けてかさ上げした後、パテを盛って削り出すことで根気良く修正した。この部分に隣接する視察窓カバー部分の形状は、個体毎に微妙に違うようだし、複数の現存車輌を観察しても、これぞと言った形状の把握は難しい。鋳造製のパーツであるが故の生産工場や時期による差であろうか。

この部分の形状をしっかりと作り、ある程度まで仕上げたら、車体右側の視察窓カバーの修正に取り掛かることにする。写真はまだ工作途中。

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起動輪の調整

起動輪がまた厄介。

JAVの履帯を使用するので、これに合わせなければならないのだが、タミヤの起動輪は一筋縄ではいかなかった。履板と起動輪の刃が合わないのである。

まず、起動輪の幅がありすぎるため、JAVの履板の幅では起動輪に収まらないのである。タミヤのキットは、モーターライズを想定しているために、起動輪の破損を避けるために、がっちりとした仕組みにしてしまったのだろうか。キットのパーツとにらめっこしつつ、トライ&エラーで調整をしてみたところ、外側の起動輪パーツは縁まで削り取り、内側のパーツのポリキャップを仕込む部分を削ることで、適当な幅に収まるようだ。

起動輪の問題は幅だけではなかった。起動輪の歯と履板のガイドが合わないのだ。マチルダの履板と起動輪の組み合わせは一風変わっていて、履板の側面に起動輪の歯を受ける凹みがついていて、ここに歯がはまるようになっている。さらに、起動輪との噛み合わせは履板一枚置きになっているのだ。

起動輪の歯の形状を履板に合うように調整するため、歯の高さを減じることと、歯をシェイプアップして鋭く・細くすることで、なんとか調整できるようになる。起動輪の歯部分は、相当削り込まないといけなかったが、履板と勘合するのは一枚置きなので、片側あたり5箇所(×内外の2面)を調整すれば十分のようだ。

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ところで、JAVの履帯パーツに起動輪が含まれているとの情報もあるようだが、少なくとも手元にあるJAVの製品には、起動輪は含まれていなかった。生産はJAVとピットロードでそれぞれ1ロットづつだろうから、おそらく『起動輪が含まれている』というのは誤った情報だと思う。なお、かつてクリッパーモデルからJAVの履帯に適合する別売り起動輪が発売されていたことは事実のようだ。

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サイドフェンダー

マチルダのサイドフェンダーを考察。

まずはキットのパーツの厚さを検証。キットは実測でほぼ1mmとなっているところ、実車は25mm、つまりスケール換算で0.7mmとなる。これはこれで許容範囲と考えてよいだろう。闇雲に薄く仕上げたりしないように注意が必要だ。

マチルダの実車のサイドフェンダーを調べてみると、開口部の形状とヒンジの形状にバリエーションがあることを知った。

■開口部形状

サイドフェンダーにある開口部だが、最前部と最後部の開口部の形状がタミヤのキットのようにL型(と逆L型)に下部がベロのように延長されているもの(ここではAタイプとする)と、このベロ部分も含めて開口されて長方形の開口部となっているもの(Bタイプ)の2種類が存在するようだ。

■ヒンジ形状

開口部の下部にあるフラップの可動用と思われるヒンジだが、これもタミヤのキットにあるようなよりフラットな形状で単純なもの(Cタイプ)と、がっちりとしたヒンジ形状(Dタイプ)の2種類があるようだ。

開口部とヒンジの形状には必ずしも相関関係は無いようだが、登場した時期を勘案すると、開口部はAタイプが、ヒンジ形状はCタイプが初期のマチルダに相応しいようだ。

なお、キットのフラップパーツは凸モールドでサイドフェンダーより一段盛り上がったようにモールドされているが、実車ではこれはサイドフェンダーとツライチになるのが正解。

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※キットのパーツ。最前部と最後部の開口部には赤マジックでチェックを入れてある。この状態が、この記事で示した開口部Aタイプ、ヒンジCタイプである。

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※小さい写真で確認が難しいが、開口部がBタイプで、ヒンジがDタイプの後期の生産型と思われる個体。

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※開口部はAタイプであるが、ヒンジ形状はDタイプの個体。レンドリース。

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※開口部はBタイプだが、ヒンジ形状はCタイプという個体。モスクワに展示中の車輌だが、砲塔の防盾の復元状態が醜くて閉口する。

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※イスラエルで展示中の車輌。開口部はBタイプだが、ヒンジ形状はCタイプのもの。この組み合わせで、戦時中に撮影された車輌は未だ発見できていないが、モスクワとイスラエルと二箇所に存在するということは、レストア時のミスと捉えるよりは、実車にもこうした組み合わせがあると考えて良さそうだ。

ちなみにタミヤの新キットは開口部がAタイプでヒンジがCタイプ、ICMが発売予定だった仕様は、開口部がBタイプでヒンジがDタイプであり、タミヤの新キットとは微妙に差別化できていた。タミヤの新キットは上部転輪があり、ICMはスキッドレールだったし、タミヤのキューポラは初期の背が高いもので、ICMは背の低い後期型をモデライズするはずだった(ICMのキットについては、公表されたCAD?図面から推定)

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マチルダの生産内訳(3)

Matilda

次にマチルダCSの生産について検証してみる。

生産契約で判明しているマチルダCSの生産工場はVulcan Foundryのみ。契約内容はCSとBaronを合算しているようだが、それでも合計は230輌分にしかならず、CSの生産台数である401輌には及ばない。そもそも、生産契約上はCSとBaron以外のバリエーションの生産(改造?)についての記録が一切残っておらず、残されている生産契約以外にバリエーションの生産契約が存在するのか、ともすれば個体数が少ないバリエーションは生産契約には明記されていなかったのか、特殊なバリエーションは本来別の仕様(戦車型)で生産されたものの、改修されて違った仕様で戦場に送られたのか、いずれの可能性も考えられるところである。

さらに、イギリス戦車の登録番号であるWDナンバーを何枚かの記録写真等で確認することができる。マチルダのヘビーユーザーであり、現存車輌も多いのがオーストラリアであるが、このオーストラリア軍に配備された個体のデータが参考になる。多くのマチルダCSがT18986からT19059であったと判明しているが、残念ながらこれらのWDナンバーに該当する生産契約データは発見されていないようで、生産工場などはわからない。

また、T35328と記されたマチルダCSは、North British Locomotiveで生産されたはずだが、生産契約によると該当ナンバーはマチルダCSとしてではなく、戦車型だったはずである。もともと生産契約にてCSが含まれていたのか、戦車型として生産後に改修されたのかは、これまた不明だ。

さらに、Vulcan Foundry製であるT72892とT72893も、生産契約上は戦車型であるはずが記録に残っているのはマチルダCSである。

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マチルダの生産内訳(2) 補足

前回記事にてマチルダの生産工場について、

Vulcan Foundry
North British Locomotive
Ruston
Fowler
Harland and Wolff

であるとしたが、数少ないマチルダのモノグラフ資料の内、唯一?和訳されているオスプレイヴァンガードの「マチルダ歩兵戦車1938-1945」によると、生産工場は、

Vulcan Foundry = バルカン・ファウンドリー社
North British Locomotive = ノース・ブリティッシュ・ロコモーティブ社
Ruston = 該当なし?
Fowler =ジョン・フォウラー社
Harland and Wolff = ハーランド&ウォルフ社
該当なし = ミッドランド&スコティッシュ・レールウェイ社(ホーウィッチ製作所)

としている。Rustonがミッドランド&スコティッシュ・レールウェイ社(ホーウィッチ製作所)と同一なのかどうかは不明。また、本著の記述では、マチルダ生産の幹事社はバルカン・ファウンドリー社だそうで、試作車の製作も同社。

オスプレイ本はボービントン戦車博物館館長のDavid Fletcher氏の著作なので、こちらのほうが信頼できる情報なのかもしれないな。

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マチルダの生産内訳(2)

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マチルダを生産した工場は、

Vulcan Foundry
North British Locomotive
Ruston
Fowler
Harland and Wolff

の5メーカーであるとされている。

巷に出回っている説によれば、軍からの生産契約で契約締結時期や契約生産台数が明らかになっているのは、現在のところはVulcan Foundry分とNorth British Locomotive分だけ。Ruston、Fowler、Harland and Wolffでどの時期に何台がどういった仕様で生産されたのか(生産契約が結ばれたのか)は不明のようだ。判明しているVulcan Foundry分とNorth British Locomotive分の生産台数の合計は1,233輌であるので、マチルダの全生産台数の6割近くがどういった契約で生産されたのか判然としないということになる。

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マチルダの生産内訳

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マチルダの生産についてわかった範囲で記録。

まずは全体の生産数から。マチルダの生産数の総計は2,929輌のようだ。年毎の生産数は下記のようになっている。

1939年 1940年 1941年 1942年 1943年
24輌 368輌 1064輌 1330輌 143輌

また、サブタイプごとの生産数は下記の通りのようだ。

サブタイプ 台数
Mk. I 65
Mk. II 146
Mk. III 675
Mk. III C.S. 118
Mk. IV 1613
Mk. IV C.S. 283

この合計は2,900輌となるので、上記データとは29輌の差異が発生する。これは、どちらかのデータが誤っているのか、サブタイプ毎の生産台数データには含まれないタイプ(フロッグとかCDLとか)が存在するためなのかもしれない。

なお、参考にしたのはこちらのデータ

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タミヤ製キットの車体後面下部

タミヤのキットの車体後面はこのような処理になっている。中央のパーツはモーターライズの名残で、御馴染みの車体上下を固定するラッチになっている。実車のこの部分は抜けているので、キットのこの部分は切除。これに伴って、車体上下の位置決めをするパーツを車体中央に作った。

ついでに、このパーツは鋳造製で角が取れて丸みが付いているので、嫌味にならない程度にヤスリで削って再現することにする。また、トラス状のパーツはキットのものでは今一の再現度だし、本来は車体下部ではなくて、上部に付いているものであり、車体下部にはボルト止めされているため、そう見えるように修正する必要がある。なお、実車の中央部分にある固定パーツは標準装備でもないようで、実車でもある個体とない個体があるように見受けられる(ただし、場所が場所だけに良く見えないため断言はできないが)。

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なお、起動輪基部はキットのように車体後面板上に取り付けられるものではなく、一段下がって付いているのだが、これを再現すると大工事になるので、工作はオミット。

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タミヤ製キットの車体前面

既に指摘したタミヤ製マチルダの車体前面幅の問題。車体前面の上部構造体(鋳造製)の絞込みが明らかに足りない。

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※タミヤのキット

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※クビンカに現存する実車(貴重なCSバージョン)

また、車体前面は一体鋳造になっているので、先端に分割線はない。これはモーターライズのために車体上下を取り外して内部に格納される電池を交換できるようにするための止むを得ない措置で、初期のタミヤのキットでは一般的。完全なディスプレイモデルになる新作では一体で処理されるはず。

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ちなみに、ハッチのフチにあたる部分の凸モールドは、溶接線として扱われることが多いが、実は溶接ではなくて単なる『リップ』状の処理のようだ。現存する展示車輌などでは、度重なる再塗装や腐食のために、あたかも溶接線のようにラインがガビガビになってしまって見えたが故の誤解であろう。

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雑具箱のフタ

車体前面左右には雑具入れがあり、ヒンジで前方に開く機構になっている。

タミヤのキットでもヒンジは再現されており、ハッチにはスリットがついている。このスリットは初期のマチルダにあったのだが、戦闘時の火花などで格納した雑具が発火する事故が多発して、後にハッチのスリットが廃止されたとのこと。後期のマチルダを再現するには、このスリットを埋めることになる。

適当なエバーグリーンのプラ材を使ってスリットを埋めてからパテで処理したが、作業するのが入り込んだ場所なので仕上げのヤスリがけ作業が難しいところ。大雑把な処理はデザインナイフのカンナがけをし、仕上げは適当な木片に紙やすりを貼り付けて使うなどしてみた。

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車体前面に係る処理が進んだ時点でサフ吹きをして、仕上げを確認しておこうと思う。

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塗装前

金属パーツがあるので、例によってサンポールでの酸洗いをした後、シールプライマーを塗布。その後、食器用洗剤で洗浄して、十分乾燥させる。組立前にクリームクレンザーで洗浄したとはいえ、残留した離型剤の影響が怖かったので、下地はサフを吹いた。乾燥後、粗がないかチェックして、基本色塗装に備える。

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組み立て手順

タミヤのキットはモーターライズを前提にしているため、組み立て後も車体上下が取り外せるようになっている。しかし、実車の車体前面は一体鋳造になっており、キットのままではくっきりと分割面が出てしまって大きく実感を損ねてしまう。

分割線を消すためには車体上下をがっちりと接着しなければならないところ、足回り組み立ての手順や履帯の取り付けを考慮して、車体上下を先に接着して鋳造製パーツ部分を処理し、その後に足回りの組み付けをする手順を採ることにした。

あわせて車体後部も、キットの取り付け方法が実車と異なるので修正する。車体後部の取り付けパーツを使わない替わりに、車体中央に取り付け用にかさ上げしたパーツを組み込んだ。パーツといっても、単にプラ棒を組み上げて、所要の高さにしたもの。プラ棒のサイズ及び足りない場合はエバーグリーンのプラ材で嵩を稼いでいる。

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ついでながら、車体下部はバスタブ状の設計で一発で成型されているものの、バスタブ成型の欠点として、車体上側になるに連れて内側に反ってくる現象が見受けられた。そのため、チャーチルのときと同様、つっかえ棒として5mmプラ棒を挟み込んで調整した。この点では、箱組みのほうが確実に垂直が出るので、工作精度は出しやすいのかも。(もちろん、パーツ自体にそれなりの精度が無ければならないが)

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Orange Hobby のドイツ軍消火器パーツ

ホンコンの新興アフターマーケットパーツ・メーカーであるOrange Hobbyのニューリリース。

ドイツ戦車用の消火器。中国語は読めないのだが、書いてある漢字から推測するに、塗装指示は「ダークイエロー」(暗黄)もしくは「パンツァーグレイ」(徳国灰)のようだ。

本当の消火器は一体何色で塗られていたのか…

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G35-023 German Fire Extinguishers

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ついでにこちらも基本色を塗装

塗装ブースやコンプレッサーを準備したり、塗装コーナーの周りを養生したりで、スプレー塗装には結構手間がかかる。この際、ついでにこちらも塗装。ただし、あくまでも在庫処分、塗装練習用(テスト用ではない)のキットなので、BJ212に吹き付けるついでにこちらも同じ塗料を使用。つまりクレオスの303『グリーンFS34102』である。

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まあ、ソビエト戦車の塗装色はかなり適当だから、いいでしょ。これはこれでそれっぽいし。

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基本色塗装 その2

初夏の雰囲気すら感じる晴天続きの日々なのだが、残念ながらなかなか塗装時間は確保できず。なんとか見つけ出した時間で基本色を塗装。

使用したのはクレオスの303『グリーンFS34102』。中国軍の公式の塗料なぞわからないので、ネットで拾った写真からイメージを膨らませてこの色に決めた。車体と一緒にホロも着色したが、今後、仕上げ段階でホロの色味は少し変えてみるつもりだ。

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クリアパーツを取り付けた後に固定する予定のワイパーも忘れずに塗装。

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基本色塗装

チャーチルの基本塗装。

履帯周りは最近気に入っているクレオスの14『ネービーブルー』にてざっと塗装。可動式でない履帯の塗装は、神経質になったらダメ。あとで気になるところだけリタッチすればよい。車体の基本色は、クレオスの304『オリーブドラブFS34087』を使用。設定した車輌の時期を勘案したものだが、実車の塗料は『Khaki Green No. 3』である。ドンピシャの模型用塗料がないので、戦中のカラー写真等を参考にしつつ近似色をチョイスしたもの。

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足回り

足回りのパーツも精度が悪い上に、現在ならば考えられないような部分がある。このキットはモーターライズと兼用であるため、走行に耐えるような足回りの作りにしなければならないという理由もあるだろう。

まずは「フロントホイール」。形状はともかく、肉抜き穴が開いていないので、ピンバイスで開口。これは楽なほう。

そして「アイドラーホイール」。こっちはスポークの間が完全に埋まっていて万事休す。埋まっているところにピンバイスで何箇所か開口し、デザインナイフとノミでチマチマと開口。さらに困ったのが、内側にあたるパーツで、スポーク部分の裏側に軸になるパーツがあるので、そのまま開口しても軸にぶつかってうまくない。これはモーターライズの際にポリキャップを仕込むために軸を太くしたのだろう。仕方ないので、軸を切り飛ばし、元キットより細いプラパイプで置換。タミヤのキットは、プラの厚さやサイズが規格化されている?のか(例えば主要部分のプラの厚みは1.2mmとか)、この部分の軸の芯はジャスト3mmでだったので、タミヤ製の外径5mm、内径3mmのプラパイプがドンピシャ。内側に3mmプラ棒を仕込んで、ノコで切り取るのだが、長さが短いので取り回しや固定が難しい作業だ。
アイドラーホイールの修正は、結構時間かかり、かなり面倒。でも、車体前面で目立つ箇所でもあるので、気長に作業しよう。
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ピンバイスでポコポコと開口して、

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こんな感じに開口。

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あら取り

タミヤのパーツをチマチマといじる。

前回作ったタミヤのキットがMM100番のチャーチルで、そのときですらパーツの勘合やあら取りに気を使ったものだが、今回のマチルダはなんとMM24番。MM黎明期といっても良いし、正直この時期のキットで現在まで通用するものは存在しないと言って良いはずだ。現に多くのキットがリニューアルされているわけで、その点では今回MM300としてマチルダがリニューアルされるのもむべなるかな。

閑話休題

そういうわけで、このキットはタミヤのキットの中でも最古参に入るもので、そのパーツの精度など、現在のキットとは較べ物にならない(といっても、最近のタミヤのキットを作っていないなぁ…)。このあたり、東欧のキットやらドラゴンの初期のキットと同じであり、こなれていない経験不足の模型メーカーが世に出すキットは、このレベルから始まるんだろうな(そういう意味では、最近の新興メーカーのキット精度への執念はスゴイ。有象無象は別としても、この分野でやっていこうというメーカーの新規参入は難しくなる一方だろうなぁ)

よって、パーツの平面や直角出し、整形、勘合など、いちいち気を使っておかないと、完成時の精度が相当ぶれそうだ。あまりグダグダだと、作っていて嫌になるし。しばらくはヤスリを手にしてチョコチョコといじっていかなければいけなそうだ。

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タミヤ製『旧』マチルダ 砲塔の問題

タミヤのマチルダの大きな問題のひとつが砲塔上面のレイアウトである。

タミヤのキットとMRのパーツを比較すると、装填手ハッチの形状と方向が全く違っていることが一目瞭然だ。
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ちなみに実車のハッチの形状はこんな感じ。
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ここを手作業で直そうと思うと相当苦労するだろうから、MRのパーツを貴重だ。というか、このパーツが無かったら、ここは絶対にスルーだな。

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