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2008年12月

砲塔側面ハッチ(2)

砲塔側面ハッチの作り直しに着手。

工作は基本的にはプラ板細工。写真からおおよそのハッチのサイズを推測して、あとはキットの砲塔と現物あわせで大きさ・比率等を決定する。パーツを切り出した後、曲線の処理(テーパー部分はポリパテを盛って削り込み)、プラ板積層、削り出しとなる。ハッチ本体は、一応別パーツとして作成したが、工作の工程上の処理であり、別に開くように工作するわけではない。最後は接着しても良いのだが、その必要も無いのでしばらくは仮止めで。
Gergegg

精度としてはまだまだ満足はできないが、許容できる程度ということで妥協。本来はもっともっと試作を繰り返して、満足できるパーツを作り上げたいのだが、そうするとさらに数週間かかりそう。今回の工作は、既に旬を過ぎつつあるものなので、ここで打ち止め。

本来、ガレージキットメーカーこそが、こういうふうな“拘りの作りこみ”をした製品を世に問うていくべきところ、どうにも商業的というか、『売れ線』『早い者勝ち』的な製品が多くなってきたように思う。といっても、流されない確固とした志のあるガレージキットメーカーなぞ、レジンキットの黎明期にしか存在しなかったのかもしれないけど。

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砲塔側面ハッチ

砲塔側面の一番目立つディテールが、砲塔後部側面にある小ハッチである。
しかし、レジェンドのキットのこの部分のディテールと言ったら、酷いもので。

エポキシパテを捏ねて適当に造形してみましたってわけではないんだろうけど、直線、平行が出ておらず、全体形の縦横のバランスもおかしく、サイズもかなり小さい。左右で同じパーツのはずなのに、形状も大きさも違う。

20081226_007

当初は、我慢してこのまま使おうかと思ったが、パーツと実車写真をにらめっこした結果、放置するに忍びない。といっても、工作方法や手間を考えると、どうしても二の足を踏んでしまう。

当初リストアップした砲塔関係の工作ポイントより、砲塔表面のディテールのやり直しのほうが手間がかかってしまった。自分、相変わらず工作量の見積もりが下手だなぁ。

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砲塔後部工作続き

砲塔後部の上半分には、砲塔後部に取り付ける雑具箱のアタッチメントが4箇所に付いている。これもレジェンドのパーツ特有の寝ぼけ気味、かつ本来は整列しなければならないアタッチメントの配置も微妙にずれている。よって、こちらも作り直し決定。キットのモールドを削り取って、0.5mmプラ板をパンチ&ダイで2.0mm径に打ち出して使用。

ボルト本体も、実車を良く確認すると(大概は雑具箱が付いているので確認できる例が少ないものの)、ボルトの引き出し部(と称してよいのかわからないが、根元の軸部分)が飛び出しているようなので、こういう時にはもってこいのアドラーズネストの六角ボルトを使用。0.1mm刻みの製品から適当なサイズを選ぶのは、写真の印象に頼るしかないのだが、Sサイズ(0.7mm径)を使用してみた。

これで砲塔後部のディテールもだいぶ引き締まったように感じる。

Kokokoko

。。。素直にレジェンドの砲塔を使えば事足りると思っていたけど、気になるとそうもいかず、結局あちこちに手を入れる羽目になってしまった。これで一層完成が遠のいてしまったさ。

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砲塔後部の円形パーツ

砲塔の後部にはパッチ状の円形のパーツがある。レジェンドのキットでも再現されているが、表面のボルトのモールドがどうにも寝ぼけていたので、植え替えするつもりだったが、見れば見るほどベースとなる円形パーツの歪みが気になってきた。鬼門である円形の工作であるが、気になったらば仕方が無い。新規で工作をすることにした。

この円形パーツ、実車では砲塔後部の雑具箱の陰になるため、詳細がよくわからない。現存する車輌の写真によれば、どうやら周囲に緩やかなテーパーが付いているらしい。起動輪部分の工作に続いて、こちらでも厄介な形状を扱わなければならなくなった。イギリス戦車はどうしてこうなのか…。例によって流用パーツを検討したところ、キャラクターキット用の別売りディテールアップパーツに適当なものが見つかった。写真にあるものは、Waveのものとコトブキヤのもの。このうち、Waveのパーツの一番大きな径のものを使用。本来は、もう一回り大きくても良いのだが、許容範囲ということで。おそらく、キャラクターモデル(円形のパーツが多い)の既存キットを良く調べれば、ドンピシャのパーツもあるんだろうけど、カテゴリーも違えばストックも無い、調べようも無いので、素直にこのパーツで手を打った。

20081130_003

Waveのパーツは『バーニア』なので、周囲に薄い枠があるため、これを削り取った。削り取って緩やかな円錐の基部状の部分だけを残した。厚さもちょうど良い。これをプラ板工作で作ろうとすると、1.0mm程度のプラ板を慎重に切り出して円形を再現するか、より薄いプラ板を張り合わせて間を埋めるか、いずれにしても、あるかないかわからない程度の微妙なテーパーを再現するのは困難だろう。

周囲のボルトにはモデルカステンのパーツ(最小のもの)を使用。がっちりと接着してから、紙ヤスリで削って高さを揃えた。

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一応買ってみましたが。

AFVクラブのチャーチル一式購入済み。

でも、ひとたび箱を空けてしまうと、あちこちが気になってしまい、現在進行中のものの根気が続かないことは明白なので我慢。キットと比べて、自分の仕掛品に致命的な間違いでも見つけた日には、仕掛品のままで投げ出して、作品をそのまま死蔵してしまいそうな自分も怖いしなぁ。

Kojihu

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車体工作完了

年末の忙しさに紛れてすっかり模型製作もご無沙汰…。
薄々予想はしていたけど、やっぱり完成は年を越しそうなペースで残念。

ターレットリングガード下の車体側面につくパーツを自作し、車体の工作を残さず完了。後は砲塔部分の工作だけになった。ここまで来ると、AFVクラブの車体と作り比べてみたい気もするが、それをやるとまた完成が遠のく。うかうかしていると、AFVクラブからMK.IVが出ちゃうよ!

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車体の工作完了を記念してパチリ

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鋳造ナンバー

初期のチャーチルMk.IVの砲塔側面には、鋳造番号らしき数字がある。レジェンドのキットでも、これは再現されて『Ec10』とモールドされているのだが、なぜか天地逆になっている。調べた限りでは、やはり天地が正しいのが正解のようなので、これを修正してみる。手法としては、アーマーモデリング誌で吉岡氏が紹介していたものを使ってみた。シャーマンの鋳造番号をコピーするのに、エポキシパテで型を取り、熱したランナーを押し付けて再現すると言うもの。

まずはエポキシパテで型を取る。エポキシパテの硬化後に外しやすくするため、キットの表面に薄くワセリンを塗る。なるべくモールド部分を避けて、周囲をカバー。エポキシパテを当該部分に盛り付けるが、その際、硬化後に剥がすときの持ち手兼複製時の型の保持用の持ち手となるように、外側につまみ部分を作っておくと良い。なお、このごろはだいぶ気温が低いので、エポキシパテを完全硬化させる十分な時間をとらなければならない。

硬化後のエポキシパテを剥がした後、不要のランナーを熱して押し付けてコピー。記事にもあったが、この方法ではシャープな複製品は得られないものの、鋳造番号のような元々ぼやけたモールドには使えないこともないレベル。念のため、予備を含めて多めに作っておく。
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複製品が十分に冷めてから、薄刃カッターで剥ぎ取り(この作業も慎重に)、砲塔側面に貼り付ける。貼り付けにはクレオスの流し込みSタイプの接着剤を使用。

20081204_000
実車の鋳造モールドには何種類かありそうだが、今回は、キットが再現している個体は確認できなかった。なお、後期タイプの砲塔(IMAのキットのもの)には、鋳造番号は無いようだ。

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マフラーカバー

エンジンデッキにどーんと横たわるマフラー本体はキットのもの。ただし、左右二つが並列になっている排気管は、一体で成形されて隙間部分が埋まっているので、ピンバイスで大まかに開口した上で、デザインナイフと極細棒ヤスリで別体になるように加工。マフラー本体に取り付けると上下左右に隙間ができるのは、マフラーカバーをつけるとよく見えなくなるけれども、アルテコで穴埋め。

マフラーカバーは、エデュアルドのエッチングパーツを使用。一部、実車とは異なる組み合わせになっているが、組んでから気づいたので修正できず。グスン。

カバーについている支柱は、エッチングパーツのものを切り飛ばして、改めて真鍮帯板で自作したが、キットのパーツでも問題ないだろう。実車のマフラーカバーの形状は数種類ありそうだ。マフラーカバー上面にあるボルトは、キャリバー35のセットから適当なタイプをチョイスして貼りつけた。

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この工作のついでに、OVMラックにブロンコ製の蝶ネジを接着。ゼリー状瞬間接着剤を使用したが、イモ付けなので、どんなに注意しても塗装や仕上げの際にひとつふたつは飛んで行きそう。構造上の問題なので、対処療法とした再度取り付けをしてもどうせまた飛ぶだろうから、飛んだら飛んだで潔く諦めたほうが精神衛生上はよさそう。

最後に、OVMとして消火器を追加。キットでは砲塔後部の雑具箱の側面につけることになっているパーツを使用。左側は取り付けたが、消火器だけ完備しているのもバランスが悪く感じたので、右側は取り付け基部のみ再現した(写真は工作前)。例によってエバーグリーンを使用。

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ライト

なぜか取り付けるのが遅くなってしまった車体前部のライトの工作。

初期のチャーチルでは車体前部にライトとフォーメーションライトのペア×左右で並んでいた。後期になると、フォーメーションライトはフェンダー上に移設される。タミヤのキットには、ライトしか入っていないので、フォーメーションライトはクロムウェルのキットから流用した。また、チャーチルのキットに含まれているのは、前照灯なのだが、初期のチャーチルの右のライトは紫外線灯になっているようだ。紫外線灯が含まれ、ディテールも優れているクロムウェルのキットから一式を流用することにした。

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上がタミヤのチャーチルのパーツ。下が同クロムウェルのパーツ。

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取り付け基部部分を切り飛ばし、0.4mmの真鍮線を取り付け。これをガイドにして、車体側の取り付け部に開けた0.4mmの穴に固定した。

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これで車体前から見る分は仕上がった。

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