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2008年11月

砲塔前部表面

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ブラッセルに展示されているMk.IVの砲塔前部にある鋳造ライン(鋳型のズレ)がどうにも印象に残っていたので、再現することにした。

まずは鋳造ラインを再現したい部分の段差の下側になる部分にマスキングテープを貼る。そしてタミヤの光硬化パテを薄く塗布。マスキングテープを剥がすと、テープの段差分(つまり極小の)段差が鋳造ラインとなるわけ。なお、光硬化パテを使った理由だが、まずタミヤパテでは流動性に欠けること、エポキシパテでは薄く塗布するのが難しいことがある。ポリパテでも良かったのだが、使用する面積が小さいので少量しか必要としないため、光硬化パテを使うことにした。ただし、光硬化パテは一気に硬化が進むので「半生」状態が無く、マスキングテープを剥がすタイミングが難しい。当初は硬化後に剥がしたが、硬化部分が一体となっていて一部がマスキングテープと一緒に剥がれてしまった。一方、硬化前の光硬化パテは流動性が高いので、先にマスキングテープを剥がすとラインがよれてしまうおそれも否定できない。

ついでに、キットのままでは少しぼやけ気味のコーナー部分は、削り込んで直角にした。また、キットの側面部分には段差にはなっていないが、それらしい鋳造ラインがあるが、これはそのままにしている。

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ハッチ周り

車体上面ハッチ周辺の細々としたディテールを追加して仕上げ。

まずはハッチストッパーの追加。0.5mm角のプラストラクトの角棒を短く切って接着。次にペリスコープは、クリッパーモデルのパーツを使用。ペリスコープ周囲にはパンチ&ダイでリベットを追加。前面装甲板の接続部分は、エバーグリーンの帯板にキャリバー35のボルトセットのパーツ(大きいほう)と、プラストラクトの0.5mm六角棒の輪切りで作ったボルト(小さいほう)。ベンチレータは初期のものはIMAのキットに含まれている小型のもので、後期になると大型化するようだ。今回は当然初期のものとして再現。

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ついでに、フェンダーの取り付け部のボルトも、キャリバー35のもので再現。それにしても今回の工作ではキャリバー35のボルトセットは重宝した。小型のサイズのセットで、汎用性の高い形状のものはほぼ使い切ってしまったので、買い足すかどうか思案中。固定の手間はたいして変わらないので、アドラーズネストなどの金属製のものを使うようにしても良いのだけれども。

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主砲取り付け基部

車体の工作もほぼ終わりが見えてきたので、ようやく砲塔の製作に着手。レジェンドの砲塔キットを使うことまでは決めていたものの、バリ取りなどの前処理もせず、パーツの吟味もほとんどしていなかったので、これから新たな問題が出てくるかも…

まず取り掛かったのは主砲周り。レジェンドのキットはAVREなので、主砲の代わりにペタード臼砲が付く。そのため、防盾もAVRE仕様のパーツになっているため、どこかから流用しなければならない。砲身はIMAのキットに付属するレジン製のものを使っても良いのだが、手元にあるアーマースケール製の挽き物も使うつもりなので、アーマースケールのセットに付属する防盾を使うことにする。まずはアーマースケールのセットに入っている防盾パーツを薄く削り、取り付けたときの防盾の引っ込み具合を確保。その後、トリミングして開口部の形状に合わせて取り付けてみた。

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↑ 加工前のパーツ状態

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↑ これをこの薄さ&形状まで削り込む

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↑ 現物合わせの結果。まだ固定はしていない。

アーマースケールも、レジェンドも、レジンの質が馴染みの感覚に近いので、気兼ねなく作業が進められて効率が良い。やっぱりIMAのレジンは苦手だ。今回の製作では、IMAのパーツとはもうおさらば(のはず)。

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車体側面後部の予備履板ラック(上下)

初期型チャーチルの車体側面後部(起動輪の前方)は、誘導輪基部と同じく複数のリベットで留めてある。また、同じ場所に予備履板ラックがあり、履板を1枚(だけ!)セットできる(後の型では、複数の履板が取り付けられるラックに変更された)。リベット部分は、誘導輪基部と同様に、パンチ&ダイで抜いた0.8mm径のプラ板(0.3mm厚)を使用。接着後に円周に沿ってヤスリ掛けすることで、頭が低い独特のリベット形状を再現する。

予備履板ラックの下部はエデュアルドのエッチングパーツを利用。履板を留めるピンの形状に合わせてラックの上下は曲線になっているが、エデュアルドのパーツでもそれなりに再現できた。上部は、エデュアルドのパーツでは形状に不満があったので、真鍮帯板で自作。先端を1.0mm径のドリル刃に巻きつけて曲線を再現した。工作性を考えて0.2mm厚としたが、資料写真を見るともう少し厚いほうが良かったようだ。このパーツは車体側面に突き出ているため、以後の工作で破損する可能性が高いので、取り付けは車体上下の接着後、横にあるエアインテークを取り付けてからにした。

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この周辺のその他の工作として、ワイヤーロープの両端をひっかけておくためのバーが前後左右で計4箇所ある。プラストラクトのロッドを使って製作。前方の1コだけ、ワイヤーロープを押さえるための小さいバーを外し、穴が開いている状態とした。

この部分の工作のおまけとして、車体側面最後尾下にあるボルトについて。起動輪基部の工作時には、このボルトを残すために、ヤスリがけなどの際には、モールドを損なわないように慎重に避けてきたわけだが、このたび資料写真を検討したところ、下の写真の例のように、このボルトは不要とわかった。これは、後の型のチャーチルにて追加された後部の履帯ガード?と同じく、追加された排土板に関係する装備のようだ(今回の作例は、これらが不要な時期の生産時期の個体とした)。やっぱり、きちんと工作ポイントを押さえてから作業しないといけないね。

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エアインテーク(2)

エアインテーク上部の吸気口には、メッシュ、と思いきや実物はスノコ上の部品になっている。キットのモールドよりは繊細に再現されているエデュアルドのエッチングパーツに取り替えた。この際、パーツ上部のフチを薄く削っておかないと、エッチングのメッシュ部分と重なってしまい、塗装の際にパーツが塗料に埋まってしまう。

エアインテーク横の吊り下げフックもエッチングパーツで再現。エッチングでは薄さが微妙だったのだが、作り直すまでの差異はないと判断してパーツのまま。取り付け角度は実車写真をよく観察すると、エアインテーク上部に垂直ではなく、はたまた地面に垂直でもなく、フックの直下のパーツに垂直のようなので、それを基準点にして位置決めした。

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エアインテークの下面、前方側にはワイヤーロープを通すフックがついている。これもエデュアルドのエッチングパーツを使い、取り付け用のボルトはキットのパーツを削り取って移植。フックには小さなラッチ(極小のボルトを回転軸として可動するようだ)が付いているが、さすがに再現は諦めた。

エアインテークのエッチングを取り付ける時には、少し気を使って作業した。キットのエアインテークパーツは、写真のように箱型の上部の空いている部分は、3方向しかパーツがなく、車体側はがらんどうだ。しかしながら、このままエッチングパーツを取り付けると、車体側のグリルを支持するパーツがないため、歪みが生じてしまう。そのため、0.5mmプラ板(エバーグリーン)で車体側の箱の一部を補完することにした(車体パーツ上にあるのがソレ)。

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プラ板を接着した後。内側は塗装時に塗料が回り込まない可能性があり、そうなるとプラ板の白い部分がグリル越しに見えてしまうと厄介なため、念のため黒マジックで塗り潰しておいた。

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瞬間接着剤でエッチンググリルを取り付けた。これで完成。

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エアインテーク

車体側面のエアインテーク(だと思う)について。

極初期(改修前のMk.IやMk.II)では妙な丸っこい形だったこの部品も、Mk.III仕様になってから洗練された。その後、この形状は前期も後期(Mk.VIIなど)も同じで変化はない。(余談であるが、Mk.I/IIの(外見的な)改修点としては、このエアインテークの他、車体上面のトラックガードの形状(カマボコ型からレールに)、誘導輪直後の履帯ガイドの追加程度か。その他、車体後部のグリル形状も、改修ポイントだった可能性がある)

ところが、タミヤのキットにあるような表面にあるハッチ部分は、戦後型の特徴のようだ。戦中仕様はハッチが無く平面になっている。ボービントンの車輌の取材結果を反映したとはいえ、タミヤのキットはどうにも戦後型の特徴を残しすぎのようだ。タミヤのチャーチル写真集には、他の個体の取材写真もわんさか載っているんだから、ボービントンの車輌しか資料が無かったわけではあるまいし。

この部分は、単に削り取ればよいという工作ではあるものの、すぐ上にあるヒンジ状のパーツは残さなければならなず、ギリギリまであるハッチのモールドを削るのは、少し、神経を使う。

ノミ、デザインナイフ、平カッターなどを駆使して、慎重に削っていく。ある程度作業が進んでところで、表面の状態をチェックするためにペイントマーカーで着色。さらに削り残し部分を処理していく。ここは平面になるので、モールドの「キワ」だけ処理するのではなく、全体を均一に削り込むようにする。

エアインテークは、車体側面板に直付けされているように見えるが、実は一枚パーツを挟んでいるようだ。車体側面板からはみ出る上部あたりに、板状のパーツが付いているのが確認できる。フェンダーを全て外すならば目立つパーツだが(IMAのキット付属の側面板にはこのパーツのモールドがある)、今回はフェンダーが残るのでオミット。

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車体上下接着

ようやく車体の上下を接着する工程まで進んだ。

なぜこの段階で車体の上下を接着したのかは当然に理由がある。

まず、チャーチルの車体上下の接合は、左右の車体側面板の間に車体上面板が挟まれる構造になっている。つまり、車体側面は一枚板であって継ぎ目などはないのだ。キットは車体上面を車体側面板に被せる方法となっているため、この部分を接着して継ぎ目を消しておかなければならない。

さらに、車体上下を接着した後に接合部分に再現すべきディテールもある一方、車体上下を接着する前に処理しておかなければならないものもあり、車体関係の作業はその部分をなるべく優先してきた。履帯の取り付けはその最たるもので、車体前面装甲板はディテールも含めて前倒しで進めたのもそのため。そのほかにも、車体側面のパーツのうち、取り付け穴を貫通させるもの(ワイヤーブラケット、ボルト、ワイヤーロープフック等)や、バー部分を貫通させて車体裏側で固定するようにしたOVMラックもそういった工作プロセスである。

車体を接着した後の作業としては、側面装甲板の接合部を消す作業(アルテコで処理)のほか、前面装甲板と車体側面内側の接合部や、ターレットリング下のガードがある。その他、車体接着の前後を問わない作業もいくつか残っている(エンジンデッキのマフラー及びマフラーガードなど)

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OVMラック(2)

OVMラックの工作はほぼ完了。

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この時点では、破損しやすい蝶ネジは取り付けていない。また、工具本体は取り付けるかどうか悩んだのだが、結局、今回は工具は全て外した「博物館展示車輌状態」とした。取り付け方・固定の仕方が良くわからなかったのと、工具とラックの位置関係を調整する手間を省いたということ。博物館の展示車輌は多くのことを教えてくれるが、ことOVM、ライト、機銃のようなパーツは現存していないか、レストア時の代替パーツであることが多く、あまりアテにはならない。どうしても戦中の記録写真に頼らざるを得ない部分である。

OVMラックが付いたことで、さらに精密感が増した気がする。実際は、結構雑な工作なんだけどね。

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OVMラック

車体後部のOVMは、キットでは工具とラックが一体成形されているが、この際、一部の工具は外れた状態として、ラックのみを自作してみた。ラックは微妙な曲面で構成されているので、ジグを使って真鍮帯板を加工した。また、焼鈍したエデュアルドのエッチングパーツも、一部使えるものは利用した。ラックは場所によって数種類あり、キットでは省略?されている左フェンダー上のものも含めると、全部で12個作らなければならない。

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数と種類が多いので大変だが、ひとつひとつ作っていけば完成させることは難しくはない。ジグはプラ材で作っているので、力加減を調整して、ジグが負けないように気をつけなければならない。

実車のラックはネジによって固定されている。ネジはブロンコの連合軍ウィングナットを使用する予定。ウィングナットを嵌めるネジ部分は、車体から伸びたロッドになっており、OVMラックの開いた穴にロッドを通し、その上からウィングナットで締める構造。OVMラックの固定を確実にするためにも、ロッドを0.5mm真鍮線で再現し、最上部のラックになるパーツにハンダ付けもしくは瞬間接着剤にて固定し、強度を確保。本来はウィングナット本体をロッドが貫通しているのだが、さすがにその精度での工作は無理だった。ウィングナットにロッドが一体成形された金属パーツでもあれば良いのだが、余りにも応用範囲が狭いパーツなので、まず誰も製品化しないだろうね…

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チャーチルの履板について

以前の記事にコメントをいただいたので、改めて考察の根拠を記録。

チャーチルの履板の形状(幅)について。

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この写真にあるように、チャーチルの履板は車体側面装甲板に被さるところまで食み出している。

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しかし、この写真でわかるように、タミヤのチャーチルでは履板の食み出しが足りないように見える。

履板の食み出し具合が違うように見えるのは、側面装甲板との関係でそのように見えるのであって、単純に、これだけをもって「履板の幅が違う」とは断言できない。しかし、仮に「履板の幅が違う(狭い)」と仮定し、「なぜ履板の幅が違ってしまったのか」を推理したところ、次のような推論ができた。チャーチルの実車の履板は側面装甲板から食み出しているのだから、車体上面を走る部分も当然に食み出している。そうなると、側面装甲板の垂直面の延長線上にオーバーフェンダーをつけてしまうと、履板の端部に干渉してしまう(上の実車写真参照)。そのため、チャーチルのオーバーフェンダーは、側面の上側が膨らむことになった。そうなると、この膨らんでいる部分の内側を履板が走るわけだが、タミヤのキットでは成形処理上、表面から見えないオーバーフェンダーには結構な厚みがある。そのため、膨らんでいる部分の内側を走るべき履板の食み出し部分は、本来確保されるべきスペースがないがゆえに、そのままではやっぱりフェンダー内側に干渉。これを回避するためには、オーバーフェンダーを薄く成形する以外には、オーバーフェンダーのふくらみを大きくするか(そして明らかな外形上の違和感を生むか)、履板の幅を狭くしてフェンダーとの干渉を避けるか、が設計上の対策となる。タミヤのキットは後者を採り、そのために履板が狭くなり、キットの見た目において履板が側面装甲板に被さらない=履板の幅が実車より狭い、ことになったというわけだ。

そうなると、タミヤのキットと合わせてあるIMAの履板も狭いと推察できるわけだ。「重履帯と軽履帯は幅が違う可能性はないのか」と反論できそうだが、下の重履帯の写真を見る限り、重履帯でもやっぱり「食み出している」おり、履板の幅は同じと思われる。

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ところで、履板の幅など、どこかを調べればスペックデータに含まれていそうなもの。しかしながら、散々手間をかけて調べた挙句、仮に数値的な裏づけが取れたところで、IMAの履帯を否定して使わないとしても、この模型が完成から遠のくだけだ。だから、これ以上は詮索せずに、素直にIMAの重履帯を使わせてもらったわけ。

なお、現時点では、同じくタミヤ用であるフリウルの可動軽履帯のパーツや、AFVクラブのキット付属の履帯の形状についての検討はしていない。

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発売されたな

お互いに遅れながら競ってきましたが、メーカーが先んじたわけで。
ま、あっちはMk.IIIで、こっちはMK.IVだからね(涙)

ええ、こっちも完成させますよ。必ずや。

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車体側面ハッチ上のワイヤーロープ・ブラケット

車体側面ハッチの上にはワイヤーロープを通すラックがある。車体側面にワイヤーロープを装備した際、側面ハッチの外側にワイヤーロープが被さり、ハッチの開閉ができなくなることを避けるための装備。当然、エッチングパーツなどは存在しないので、自作となる。

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0.15mmの真鍮板を必要なサイズに切り出し、曲げて成形する。サイズは現物あわせで見積もり、真鍮板にケガいて作図した。4箇所に開いた穴は、固定用のマイナスボルトが通るためのもの。ディテール上の特徴になるため、今回はHermit Modelのマイナスネジを使用して再現した。このマイナスネジは直径0.8mmの表示だが、実際は0.85mmか0.9mmで開口しておいたほうが安全。

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切り出したパーツをワイヤーロープ・ブラケット用に曲げるのだが、曲面の工作となるため一筋縄ではいかない。平面部分と曲面部分を分けなければならないため、エッチング曲げ器に平面部分を固定し、曲面にならないように注意した。

なお、私は似たような数種類のエッチング曲げ器を比較検討した結果、The Small ShopのHold&Foldを購入していた。比較検討といっても、ウェブ上の各種レビューを参照したということで、実際に手に取ったり使ってみての結果ではない。どれも海外製品だし、試用する場もないだろうから、仕方ない。いずれにしても、実際に購入して使ってみるまでは、選択が正しかったかどうか(より正確に言えば、他の製品を購入して比較していない限り)は判断できない。少なくとも、商品の売り込み文句や流行に左右されて、何種類もの工具を乗り換えるよりは、ひとつの工具をじっくりと使い込むことが大切だ。そして、その工具を使い続けることで、他の製品を評価・検討することができるようになるのだ。今回も、購入後初めて本格的にHold&Foldを使ったことになるが、使ってみての感想として、小物を扱う場合(実際にはそのケースが圧倒的に多い)は、このように大物から小物まで扱える『大は小を兼ねる』ものよりも、小型(同じThe Small Shopの"The Bug"など)の工具のほうが扱いやすいのではないかと感じた。

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曲線部分の加工ガイドとして、ピンバイスのドリル刃を使用。曲げる前に位置決めをしておく。写真とは違い、実際にはドリルの両端をマスキングテープで固定した。手前にある平刃のデザインナイフにて最初の折り曲げを行い、その後金属定規などの数種のガイドを使ってゆっくりと曲げていった。曲げに使用したドリルは、最初は1.5mm径で、おおまかに曲がった後は1mm径を使用。

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工作が終わったパーツ。しかし、その後形状が不満だったので、再度平面に戻して、曲げを行った。金属材料は一度曲げたものを元に戻すことができる(完璧な平面にはならないが)ので、工作に不満でも、また一からパーツを切り出す必要はなく、工作自体をやり直せるのがプラスチック素材との大きな違い。ただし、あまり頻繁に曲げすぎると加工硬化によって脆くなるので、ある程度のところでやめないといけない。

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一応、完成した状態。全てのパーツはエポキシ系接着剤で固定したのだが、マイナスネジを穴に通した上で固定するので、位置決めが難しくて大変苦労した。

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香港では出荷になった模様。

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いよいよだな…

http://www.hobbyeasy.com/en_US/prod/39143.html

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車体上面の手すり(2)

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車体上面の手すりとハッチストッパー一式をセット。ここまで揃うと、一気に精密感が増したようで嬉しい。

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車体上面の手すり

車体上面の手すりとしては、操縦手・機銃手ハッチに2箇所、エンジンデッキ前側中央に4箇所、エンジンデッキ後側サイドに2箇所の計8箇所がある。当然、キットでは一体成型で手すりとしての体裁をなしていないところ、エデュアルドのエッチングパーツでは別パーツとしてフォローされているのは予想通り。しかしながら、この手すりが曲者(字句どおり)で、「曲げ」部分が直角ではなく、曲線になっているのだ。エデュアルドのエッチングパーツは、硬いのだが、その代わりに直角がきれいに出る材質であるステンレスを用いているようだが、そのために本来曲線となる手すりの角も、見事に直角になってしまうのだ(※もちろん、焼鈍すればある程度は柔らかくなるのだが、エッチングパーツには折れ線が入っているので、どうしてもそのガイドにひきづられて折り目が入ってしまうと言う意味)。細かいところと言えばそれまでだが、実車写真を見て気になってしまったので、エッチングパーツは使わずに、自作することにした。鉄道模型パーツの真鍮帯板から、0.2mm厚、1.0mm幅のものを、ジグを使って折り曲げてみる。ジグは、本来金属パーツを曲げるのであれば、それよりも強度があるか同等の素材で作るべきだが、簡単のため、曲線部分のみ0.8mmの真鍮線を用い、それら2本をプラバンに固定した上で、曲げる際に直線部分が浮かないようにプラ棒を接着して対策したものを使用。

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写真は、実際に使う前の試作パーツなので形状がいまひとつだが、右上がエデュアルドのパーツで、左下が自作パーツである。左端に写っているのがジグ(これも試作段階のもの)。中央部分を曲げた後に両端(接地する部分)を曲げるのだが、曲線部分を損ねないように曲げるのに一苦労。何種類か工法を試したが、エッチング曲げ器でパーツ端を固定して、本体を慎重に曲げる方法が最も確実だった。

この手すりの製作と一緒に進めたのが、エンジンデッキのハッチを開状態で固定するためのハッチストッパーのセットである。何も、ハッチストッパーのためだけに、このような大仰なパーツをつけなくとも…と思わないではないが、この重厚さが「歩兵戦車」という少し時代に乗り損ねたカテゴリーに属するこの戦車には不思議と似合うのである。

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中央のハッチストッパーの先を収納する固定具はエデュアルドのパーツを使用。余談だが、おそらくエデュアルドのこのパーツセットの中で、一番使える(必要性の大小と言う点で)パーツがコレ。ハッチストッパーの反対側を自由度を確保しつつ固定するためのリングは、0.2mm径の洋白線を0.5mmのピンバイスのドリルに巻きつけて成形。洋白線だと、銅線や真鍮線より硬いので、ひとたび成形してしまえば、容易に型崩れしなくて使いやすい。ハッチストッパー自体は0.5mm真鍮線で製作。今思えば、リングの径が0.5mmでピッタリすぎでセットがタイトになったので、どちらかの径を多少でも違えておけばよかったかも。なお、ハッチストッパーは直角に曲がっているので、ヤスリで折り代を彫りこんでから曲げた。写真はハッチストッパー本体のセット前。コンパクトデジカメの限界でリングはピンボケ。デジカメ撮影方法ももう少し研究しないとな。

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