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トラックの後輪

ネットで拾った興味深い“連合軍”側の写真。
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牽引している砲は、ソビエトの76.2mm野砲、御馴染みのF-22(M1936)である。ミッキーマウスパターン?の迷彩塗装が珍しい。牽引しているトラックは、ソビエト製ではなさそうで、おそらくレンドリースの米英加のいずれかの装備。となると、写真の雰囲気からしても撮影は大戦後期の可能性もあるが、野砲の形式が古いので断定はできない。
注目したいのはトラックの後輪。通常のタイヤがむき出しになっているのではなく、なにやら巻かれているブツがある。どうやら悪路走破用のアタッチメントのようで、接地圧の軽減を図ることで、簡易的なハーフトラック状態を作り出しているのではないだろうか。同様の例はBA-10などにも見られ、実際に冬季に実用されている記録も残っている。また、ソビエトはZIS-42やGAZ-30のようなトラックの後輪部分をハーフトラック化した車輌も使用している。それに、撮影状況も、かなりの荒れた悪路のようで、この装備の有効性を物語る良いショットになっている。
アタッチメント自体は、BA-10で使ったような立派なものではなく、座りも悪く、あくまでも現地で作ったといった程度のもので、正規品とは思えない(レンドリースのトラックであれば当然か)。ひょっとすると布地か何かを気休めに巻いた程度のものかもしれない。

…それとも、単に後輪の泥除けが痛んで外れかかっているだけに見えなくもない気がしてきた。それでは、あまりにも夢がないんだけどね。

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