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2007年3月

ロシアの荷車

http://www.dishmodels.ru/gshow.htm?p=2358

何の変哲もない?ロシアの荷車だけど、すごい凝り性。
特に車輪にかける意気込みがすごくて、この作り方自体が実物をトレースしているよう。

こうなると、ディオラマのストラクチャーという存在を超えて、これだけで作品として自立していると言っていいのでは。

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キャタの光 雑談

(1)
相当昔になるが、朝霞の自衛隊駐屯地での観閲式や、富士演習場での総合火力演習を見学に行ったことがある。イベント後、(帰り客の混雑回避のため?)決まってあるのが、装備展示で、自衛隊ファンでもない自分も、喜んで写真を撮ったり、車輌に登ったり・入ったりしていたものだ。そのときに印象に残ったのは、磨耗して光るキャタピラであった。その光は、まさしく「銀」に近く、ややもすると「アルミ」のような色合いであった。対応するキャタのガイドホーン(ガイドホーンの根元は除く)も同じであった。

(2)
ドイツのパンター系の写真では、リム部分のみ光って写っているもののあり、キャタのガイドホーンの外側であることから、なぜこすれて光っているのか、はたまた、こすれや光ではない可能性もあるのだろうか。

(3)
ソ連の鋼製転輪の戦車の場合、キャタに触れる部分は、黒に近いグレーの金属色が出ていることが、当時のカラー写真からわかる。

(4)
当然だが、こすれて金属の地肌が見えているのであれば、その色は転輪の材質の色である。つまり、それらが、どういった種類の金属で作られているのかに寄るのであろう。
単純に考えれば、鋳造にせよプレスにせよ、鉄系の材質であろう。(1)の自衛隊車輌などの現用車輌では、強度面から使用はありえないと思いこんでいるが、アルミという可能性もあるのだろうか?、それとも他の金属が使われているのだろうか。

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ドラゴン1/35 ISU-122(13)

前回、転輪の塗装まで終わらせたので、我慢できずに(アホ)キャタを装着。

Anvilのクリックリンク式は、組立は楽だが、ぐるりと回して繋げるときは、リンクを「ねじる」ことが難しくなっており、連結に苦労した。また、お約束であるが(十分注意したはずが)、気づいてみると右キャタの向きが逆(ガーン!)。このときばかりはクリックリンク方式の良いところで、取り外し可能なので、やり直して再度装着。ただし、累次のねじりで、あちこちで塗装が剥げてしまった。もとより、エアブラシ塗装で塗りきれなかったところもあるので、全体を水性ホビーカラーのビン塗料を使って筆でリタッチ。

足回りは、パステルで仕上げる予定。

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ドラゴン1/35 ISU-122(12)

ぼちぼちと模型製作再開シリーズで、今度はJSU-122を取り出してきた。

足回りの塗装として、全金属製の転輪がキャタとこすれる部分の塗装表現を試みる。
よくあるのは、汚した後に鉛筆等で光沢の表現をするもの。
今回は、全金属製であることを反映して、全て金属地が出ているようにした。

GSIクレオスから、金属地を再現するためラッカー系塗料で「メタルカラー」シリーズが出ている。
この内、「アイアン」と「ダークアイアン」を購入し、今回はアイアンを使用。
筆で簡単に塗ったが、塗った直後は普通のグレー~黒という感じで、心配した。
が、用法に従い、乾燥してから綿棒で軽くこすったところ、みるみる内に金属光沢が現れ、びっくり!

色味も、非常に、いい。

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適当に塗ってこれだから、キチンと下地処理をして、塗膜を作って、丹念に磨いたら、素晴らしい金属光沢が得られることだろう。(AFVで、そこまで光沢が必要になることは少ないだろうけど)

AFVの世界で限ることなく、模型世界全体を鳥瞰すれば、未知の使える「素材」はまだまだ多いと思う。AFVから輸出された技術としては、ウェザリング技法が代表的だが、輸入といえばコピックくらいか。

たまには、AMだけではなくて、総合模型誌を、時々はスケビや鉄道模型誌も含めて視野を広げて、眺めて情報を取ってみるのが良いのだろう。もちろん、他ジャンルのHPを覗くのが一番手っ取り早いが、自分自身、いつも行っているページを巡回して終わりがち。自戒して精進せねば。

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ウクライナから来た書籍

ロシアのミリタリークロニクル・シリーズの2冊を入手。
最近、ロシア発行のシリーズは発行部数が極めて少ないのか、流通経路がダメなのか、はたまた日本で売れないのか、国内では殆ど見かけることが無くなった。
フロントラインシリーズと並んで、初期の古いものがボロボロになって売れ残っているのを見るのは、なんとも心苦しい限り。大日本絵画からの日本語訳版も新刊が出なくなって久しい。
(モーターブーフの日本語版の続編も、J.J. Fedorowicz大書シリーズの第654重駆逐戦車大隊も出ないし。。。)

閑話休題
 

◎T-34-85 early version

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第112工場(クラスナヤ・ソルモヴォ)製のT-34-85に特化した特集号。
こんな狭ーい範囲に注目した特集は、戦車資料史上(?)空前絶後だろう。
(近年、ドイツ戦車での生産工場毎の差異にイェンツ氏や高石氏が注目しているが、この切り口ではロシア戦車の研究が数年先行している)

掲載されている写真は、有名な「ドミトリードンスコイ」部隊の出陣指揮の様子が、複数のカットで収録されていたり、初見のカットがあったりもするが、概して一連のカットで紙面が埋められて、対象となる固体数の少なさを物語っている。

第112工場製ということで決着が付いたはずの「Cross-jointed」砲塔を搭載したT-34-85については、今回の特集では一切取り上げられていない。
後半には、大戦後期の生産型の写真も掲載されているので、敢えて外したのだろう。ロシアでは、この形式の生産工場については、まだ結論が出ていないのだろうか。


◎T-50

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こちらも一冊丸々T-50という、これを逃したら絶対に出ないだろうと思われる特集号。
掲載写真には、パローラやクビンカの実車写真も多いが、戦時中の写真も複数が含まれている。
T-50の外面は比較的すっきりしているが、OVMの正規装備状態がどうなっているか、未だにはっきりしないなぁ。

フロントラインシリーズは、一応公式HPがある(最近更新されていないけど)けど、ミリタリークロニクルシリーズではHPは見当たらず。
シリーズの全貌がなかなか明らかにならない上に、突然続々と新刊が出たりして、極めて心臓に悪い。

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ドラゴンの三突G

パンツァーグラフ!誌で絶賛?されていた、増加装甲板を固定するボルトの向きが不揃いの件について。

ついつい、『不揃いにしたこと』がスゴイと完結してしまいがちだが、本来は、『実車が不揃いであることを再現したこと』がスゴイのであるべき。そうでなければ、小手先の表現に惑わされて、本来の縮尺模型のあり方からは外れてしまう。

ドイツ人のことだから、ボルトの向きをきっちりと同方向に揃えているのかもよ…、などと疑いつつ、手元にあった当時の実車写真を何枚か当たって、ボルトの向きの「揃い方」を確認。
 

調査結果 : 確かにボルトの向きは不揃いでした

 
ドラゴン&高田さんチーム、さすがだね。

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タミヤ1/35III号突撃砲G初期型(9)~研ぎ出し編

クリアー塗料が乾燥するまで、さらに2週間程度を空けた。クリアースプレー時、一部のデカールに微妙な「よれ」や「ずれ」が生じてしまったが、これはおそらく一度に吹きすぎたため。また、デカールの糊が弱くなっていたことを考えられるため、次回はさらに対策を施すつもり。

完全乾燥後、#1500のペーパーで表面を磨く。最初、タミヤのコンパウンド(粗目)を使ってみたのだが、いきなりコンパウンドではやはり効果に無理があり、結局ペーパーがけにした。車体前後でボルト等の細かいディテールにかぶさる部分はペーパーを細かく畳んで丁寧に対処。AFVの場合、カーモデルと違って、塗膜が薄いので、しつこいペーパー掛けは厳禁。特に、AFVはエッジが出ている部分や突き出たディテールが多いので、余分にペーパーがけして塗膜を侵さないように注意。気をつけていたつもりだが、一箇所、ほんの少しだけ下地が出てしまったのは失敗。お決まりの「ウェザリングでごまかし」とする。

成果は見ての通りで、デカールの仕上げという点では、かなりうまく言ったと思う。あとは、いかに技法をAFVに適合するように簡略化・改良していくかが課題。これは数をこなして、研究してみよう。

なお、AM2月号の三式砲戦車の作例の記事で、作者が「クリアー塗料でサンドイッチするとデカールの透明部分が溶けて見えなくなる」としているのは、おそらく間違った解釈で、デカールの透明部分と周辺の段差が無くなることで、透明部分が見えなくなったと解するべきだろう。

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タミヤ1/35III号突撃砲G初期型(8)~研ぎ出し編

今回、クリアーをスプレーしたのは、いわゆるデカールのシルバリングや透明部分のテカリを防ぐことを目指したため。どんなに良くできた模型でも、仕上げで失敗しては幻滅。

カーモデルで使われる「研ぎ出し」の手法を応用した。
自分自身、学生当時のサークルのカーモデラーの先輩に教えてもらった技法。
AFVでは殆ど使われないが、その当時、カーモデルを作ったときに少し試してみたもの。
当時も、その技法は面白かったし、今でも研ぎ出しを試すためだけにカーモデルを作ってもいいかな、と思うほど。

透明部分のテカリは、デカールの縁を切ることである程度は防げるが、手間がかかる。
透明部分と、塗装面との「段差」をなくして(見えなくして)しまえば、問題ない。
また、シルバリングの原因の大半は、デカールが塗装面に密着していないため。

今回、デカールを張る面は、#2000のペーパーで軽くなでて表面を均した。デカールを張る際にも、マークソフター等を使って、密着を心がけた。
デカール乾燥後に、クリアースプレーを塗布。この際、カーモデルと違ってディテールの多いAFVモデルでは、全体のクリアーの塗膜ができるとモールドが寝ぼけてしまう(特に、ウェザリングの効果が薄れる)ことを懸念して、デカール周辺以外はマスキングした。

写真は、クリアー塗装後。デカール部分の段差に加えて、クリアーの塗膜と周辺とのマスキングの段差があるので、乾燥後に段差を無くして平滑面を出すための研ぎ出しを行う。

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タミヤ1/35III号突撃砲G初期型(7)~研ぎ出し編

ホント、久々に模型製作を再開。

休止前に弄っていたIII突(まだ完成させないのかよ)を取り出す。

まず、休止前にデカールを貼っていたので、その続きを。
クルスク戦のダスライヒをイメージしているので、マーキングもそのように考証した。
バルケンクロイツは、白黒のバランスが近いタミヤの付属デカールを使用。
師団マーク及び兵科マークは、タミヤの別売りデカールセットから。マークには、大隊番号?の数字が小さく追加されているので、同じセットの別のマークから切り取って追加。マークが極小なので、取り扱いにはちょっと苦労した。

デカールが完全に乾くのを待って、クレオスの水性クリアーをスプレー。乾燥期間は安全を見て2週間以上とった。

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