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ワイヤーロープ一考

車両に取り付けられる装備として、非常時の牽引ワイヤーというのは、国を問わず必需品と言えるだろう。模型でも、当然に再現されていることが多く、その材質も、プラ、硬質金属(実際のワイヤー)、軟質金属(真鍮や銅線)、繊維類と幅広い。

そもそも実物のワイヤーを見れば一目瞭然だが、断線しないように(何トンもある重量物を牽引したり吊り下げるのだから当たり前)かなりの強度を確保してある。細い金属線をよじっているもので、とてもじゃないが簡単に曲がりそうも無い。

時たま、作例でいかにも『熱を加えて曲げました』的にぐにゃぐにゃと曲がっている『ワイヤーロープ」がある。この場合、素材はプラスチックなのだろうが、再現するのは『模型上の素材感』ではなく、あくまでも『現実の素材感=高強度の金属線の雰囲気』であるべきだろう。

今回のクロムウェルのキットには、ワイヤーロープを再現するために糸(繊維)が含まれている。このまま使うと「ぐにゃぐにゃ」どころか、形さえ定まらない。また、必要以上に毛羽立ってしまうおそれもある。以前、模型用の溶剤系接着剤を浸透させて固めようとしたことがあるが、これはうまくいかなかった。今回は、低粘土の瞬着を使用。垂直に張った状態で固定して、ここに瞬着を染み込ませる。このとき、瞬着特有の煙?がでるのか、目鼻に沁みる(ゴーグル&マスクはしたほうが良いだろう)

この結果、剛性はほどほどのワイヤーロープができあがった。仕上がりは固めだが、手でクセをつけていけば十分に曲げられる。端正な加工をするならば、治具を作ったほうが良いだろう。完成した模型本体に合わせて曲げ、適当なところでゼリー状瞬接で本体に接着してしまう。そこそこの仕上がりで、とりあえず満足。

タミヤの付属品はアフターサービスで追加購入可能だが、ホームセンター等に売っている一般品で代替もできそうだ(スケールモデルに仕える太さかどうかは検証の要ありだが)。また、市販アフターパーツでは線?をよじったワイヤーロープなどもあるようなので、今後もベストな素材・方法を求めて、研究してみようと思う。

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